手足口病は、ヘルパンギーナや咽頭結膜熱(プール熱)とならんで、子どもの三大夏風邪と呼ばれており、名前の通り、手・足・口の中に水疱ができる病気です。
コクサッキーA16とエンテロウイルス71が原因ウイルスとして有名で、小学校に入る前のお子さんがかかることが多いです。 稀ですが、髄膜炎や脳炎を起こすこともあります。けいれんや意識障害、激しい嘔吐が続く場合などは注意が必要です。
特効薬はありませんが、口内炎の痛みなどに対する対処療法を行います。